縄文人と私達 〜 注3'

公開: 2025年3月3日

更新: 2025年x月xx日

注3'. ネアンデルタール人はなぜ絶滅したのか

ネアンデルタール人の社会が、血縁の深い家族を中としていて、全体の人口規模が小さかったのは、ホモサピエンスに比べて、大きな体で、食物を食べる量が多く、獲物が豊富でなければならなかったことが原因していたようです。十分な食料を確保するためには、ネアンデルタール人の人口が過密にならないようにしなければなりません。そのことが、ネアンデルタール人の人口を抑制していたと考えられるからです。さらに、最近、地磁気の研究者によって、4万2千年前ごろ、地球の地磁気が変動して、太陽風から生物を守るオゾン層が乱れ、地上へ大量の紫外線が降り注いだため、白い肌のネアンデルタール人は、紫外線の影響を大きく受け、人口を減らしたのではないかと言う仮説を立てています。

地球の地磁気は、歴史上、何回かN極の位置が変動する地磁気の異変を起こしています。地磁気に異変が発生すると、地上への紫外線の到達を阻害しているオゾン層の効果を減衰させます。オゾン層が乱れるからです。オゾン層は、地磁気によって、その効果を保っているのです。地磁気のN極が地球の北極からずれると、それに従って、紫外線の地上への到達を阻害していたオゾン層の中心がそれにつれて、移動するため紫外線の影響を、それまで以上に受ける地域が出てきます。その地域に生息する生物には、打撃になります。

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